誰に相談すれば良いの?

M&Aの手続きの方法

M&Aとは、会社の吸収合併を中心にした企業再編手続きの総称です。吸収合併とは、イメージ的には大きな会社が小さい会社を吸収して合併する印象ですが、その逆の小さい会社が大きい会社を吸収する例もあります。吸収合併の手続きには、合併契約書を作り一定期間公告して、株主総会の決議を得る必要があるなど複雑な手続きを要します。また、吸収合併が成立した後には、吸収合併をしたことを公示するための登記が必要となります。対抗力を備えるに過ぎない不動産の登記に対し、会社法の登記は登記することが法律行為の成立の要件となるため、登記することを避けられません。そのため、M&Aの手続きを完了させるためには専門家の知恵を借りることが必要になります。

M&Aに関わる専門家

M&Aの手続きを滞りなく行うためには、専門家の助言が必要です。その専門家には、主に弁護士や司法書士などの法律家と、M&Aを中心に扱うコンサルタントが存在します。弁護士に頼むメリットとしては、吸収合併時の実体法上の効果に最も詳しいことがあげられます。一方、司法書士に頼むメリットは、司法書士が登記手続きの専門家なので、他の専門家の力を借りなくても事足りる可能性があることです。M&Aのコンサルタントに頼むメリットは、法律関係以外に会社の経営方針や吸収合併を中心にした企業戦略について助言してもらえることであり、セミナーなどで情報を発信するコンサルタントもいます。全体としていえることは、M&Aは、企業にとって重要な戦略の転換期であり、専門家の助言などを得る必要があることです。